びわ酵母でカンパーニュを焼きました。久しぶりの自家製酵母に挑戦。

清潔な瓶に、いただいた“びわ”と水と砂糖を入れて、毎日瓶を振って約4~5日目、自己流ですが、蓋を開けた時の「プシュー」という音と、酵母液の味や見た目で判断して生地作りの仕込み水に使用します。

今回は、仕込み水の約30%を酵母液に置き換えて、ストレート法で仕込みした。中種にしてパンを焼いても美味しいですが、もっぱら液種仕込みでびわの香りを楽しみます。

もう少し酵母が育つのを待てばよかったかな~と反省点もありますが、少し弱々しいびわ酵母のカンパーニュが焼けました。使う果実や気温などによって早く酵母が完成する時もあればゆっくりの時もあります。思い通りに行かない歯がゆさが、自家製酵母の特徴でもあり醍醐味です。

食感はもっちり、内層は艶やかでほんのり甘酸っぱい香りがします。バターやはちみつがよく合いそうです。

目に見えないミクロの酵母を育て、パンを焼く…私にとって格別のお楽しみの時間です。

 

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この記事を書いた人

天然酵母のパンに魅せられ、様々なパン教室に通い現在も通い続け、大阪北摂の豊中市(千里中央または南千里最寄り)の自宅キッチンでレッスンを初めて20年になります。シンプな基本のパンをはじめ、ハード系や高加水のパンなど、ご家庭でも必ず焼けるようにレッスンいたします。初心者の方やお一人様でもお気軽にご参加ください。天然酵母の犬のパン屋もネットショップで展開中。

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