12月に入って2度目の海外旅行はベトナムのホーチミンへ3泊4日の旅です。マッサージやスパ目的で訪れる方も多いと思いますが、まずはCho(市場)へ朝一で直行です。市内からタクシーで約20分、チョロンへ到着。“ビンタイ市場”へ乗り込みます。キッチン雑貨や生地・サンダル・食品などが揃う卸売メインの市場です。初めてのベトナムの市場経験にしてはかなり刺激が強すぎて、足がすくみ不安と恐怖感が襲います。基本的に観光客はあいてにしてないようで、1個買いでは値切りはしてくれなかったけど、ローカル度80%は最高に楽しかったです!
コーヒー専門店「チュングエンレジェンド」では、ジャコウネコが食べたコーヒー豆の排泄物を洗浄・乾燥させて作られたコーヒー「コピ・ルアク」を飲んでしまいました。見た目はコーヒー、グラスを口に近づければバニラのような複雑な良い香り、飲めば酸味は弱く苦みが強く甘い味。排泄物という感覚はなく、奥深くコクがあり上品な味わいです。一度は飲んでみたかった「コピ・ルアク」、非常に高価なものをいただきました。
ホーチミン市内中心部から北へ歩いて約20分、1,945年創業の老舗“パン・セオ”のお店にも行ってきました。パン・セオ”とは、米粉とココナッツミルクベースの皮で出来たベトナム風お好み焼きの事です。皮が厚めでパリパリで中にはシャリシャリのもやしやプリプリの海老や卵・豚肉が入ってます。日本でも再現してもう一度食べてみたい代物。お店ではコンロがいくつも並べられ、おばちゃんが豪快に焼き上げ、次から次へと入る注文をこなしている姿が印象的でした。
↑“スペシャル・パン・セオ”15万ドル(約750円)
初めてのベトナムの旅は、美味しいものとスリルとサスペンスに囲まれた、まさしくテーマパークへ訪れたような旅でした。バイクの多さに驚き、道を横断するコツを覚えた頃には帰らなければならくなったことが心残りです。1台のバイクに家族4人を乗せて走る光景は、しばらく頭から離れることはないと思います。