“フリッツ”とはフライドポテトの事で、世界で初めてじゃがいもをフライにして食べ始めたのはベルギーと言われているらしいです。レストランで付け合わせにもよく出てきたけど、熱々の2度揚げを歩きながらもぐもぐほおばるのが何故か美味しい。1件目のお店はテイクアウト専用のお店で、おそろいの可愛いキャップをかぶったおじさんが数人注文を待ち構えている。ソースは意味不明の“サムライソース”で注文すると、コルネのような型ケースに山盛りのフリッツとたっぷりのサムライソースがどっさり。サムライソースは少しピリッと辛いマヨネーズのような味。フリッツは正統派の美味しさ。
2件目のお店は、一見ちょっと怖そうなお兄さんがオーダーを聞いてくるフリッツ専門店。ここでのソースはビビりながらマヨネーズで注文。フリッツとは別の容器にソースを添えて食べやすくしてあるところが嬉しい。ポテトの味は1件目とは違ってじゃがいもの素朴な味がするような~、美味しさは同じ。色とりどりのフォークが可愛かった。
外はカリカリ・中はホクホク、ベルギーのフリッツは日本で食べるものとは確かに違う美味しさでした。この美味しさの違いはじゃがいもの種類だけでなく、フリッツにかける情熱が違うのではないでしょうか?しかし量の多さにはびっくりで、“フリッツの量はこの半分でいい”と思うんだけど…。