サワードウについて

サワードウとは、パンの発酵種のことで、小麦粉と水だけで作る天然酵母です。歴史は古く、紀元前のエジプトで作られていた小麦粉由来の自然酵母パンが始まりだと言われています。その後19世紀半ばに、「サンフランシスコ・サワー種」という種が開発され、一躍有名になりました。

日本に上陸して日本独自のスタイルで進化中のサワードウブレッドを、ご家庭で焼いていただきたい…そんな想いでレッスンメニューに加えさせていただきました。私自身もまだまだ未熟で未知な部分も多いのですが、ご家庭ならでわのサワードウを作るため、日々挑戦していきたいと思います。

〈サワードウの魅力〉

発酵種は粉と水だけで作るので余計なものは入りません。完成するには1~2週間はかかりますがそれ以降はず~っと使えます。ただ生き物なのでお世話(種つぎ)をしてあげなければなりません。育てる楽しみ付きです!ただ最初から種を作る自信がない方や種がおかしいな?と思われた場合など、お教室で使用している種をご希望の方には無料でお分け出来ます。ご遠慮なくお申し出ください。

サワードウ種は、発酵する時に乳酸菌から乳酸を発生させるため、独特の酸味を持つ味になります。その酸味がお料理と合わせることによってさらに美味しさを引き立たせます。そのまま食べてもよしお料理と合わせるのもよし、心地よい酸味万歳!

サワードウブレッドは炭水化物なので食べすぎには注意ですが、発酵段階で乳酸菌からつくられた乳酸が、栄養(ビタミンやミネラル)の吸収を妨げるフィチン酸を中和させるため、より消化をしやすい状態にしてくれます。また、発酵種に含まれるイーストや乳酸菌の働きにより、腐敗原因菌やカビなどの繁殖を抑え、保存性を高める役割を果たします。つまり消化が良く・老化が遅く・長持ちします。

家庭で無理なくサワーブレッドを焼き続けていただくため、私なりの工夫やポイントもお伝えしたいと思います。

↑家庭用オーブンで焼成した「サワードウブレッド」ご家庭用オーブンでも十分に美味しいパンが焼けます。