捏ね機を使わずに手ごねでミニクッペを焼きました。国産小麦と水だけ先に混ぜて約20回ぐらい手ごねして30分放置します。その後、塩とホシノ天然酵母を加えて生地を作り約100回たたきこねをしバゲット生地を作ります。
30分放置している間にグルテンが形成され、その後のミキシングが短くて済むのがオートリーズ法の大きな利点です。食べた時に舌触りが滑らかでミキシングが少ない分さっくりとした食感になるのも特徴です。
そのままバゲット生地としても焼けますが、家庭用のオーブンでは生地量約50~60gのミニクッペをおすすめします。バゲットに比べ小ぶりなので、馬力の少ない家庭用のオーブンでも十分にクープが開きます。
シンプルに粉の味が楽しめて、見た目も可愛い“手ごねでクッペ”は、10月の季節のレッスンでデモいたします。